2009年11月1日日曜日

ハート


ハートは大好きなモチーフで、みんなに愛されてるかたちで羨ましいと思います。そんな気持ちは、本田美奈子さんの歌を聴いている感じに似ています。

話は変わりますが、今日知り合いの友清さんというヴァイオリンを素敵に弾く方(友清さんのブログ)のリサイタルに行ってきました。この間は「はなれぐみ」の武道館コンサートにいったし最近生音づいてます。で、友清さんのリサイタルですが、すごくよくて心ふるえました。僕はクラシックの知識がのだめカンタービレくらいしかないのですが、すごいおっとりした方なのに弾いてるときはまるで別人でカッコ良かったです。いつもバーでしか会わないのでドレスきてステージにいる彼女は不思議な感じでした。かわいいっすね。一緒に演奏していたピアノのかたも、穏やかな顔を裏切らずに、とても優しいピアノを弾く方でした。マルタアルゲリッチみたいなのも好きですが、穏やかな感じはとてもきもちよかったです。個人的には、ブラームスのヴァイオリンソナタ第3番ニ短調 Op.108が印象にのこりました。また聴きたいって思わせるヴァイオリンでした。ありがとうございます。

心ふるえるつながりで、ぼくにいろんなことをいつも教えてくれる人がこの前「金魚屋古書店」という漫画を読んだみたいで良かったよっていっていて、今日かって電車ん中の暇つぶしと思って読み始めたらおもしろかったです。で、2巻で宮沢賢治の話を漫画にした本を巡るエピソードがあるのだが、それに書いてあった、注文の多い料理店という童話集の序の抜粋にうたれてシビレタノデスガ、そこには、



“わたくしは、これらのちいさなものがたりの幾きれかが、おしまい、あなたのすきとおったほんとうのたべものになることを、どんなにねがうかわかりません”





て書いてあったんだ。すぐに書店にはいって、文庫で注文の多い料理店と詩集をかいました。宮沢賢治を通して見た世界は、なんともいえず素敵で優しくていままで知らなかったことがくやまれます。
たぶん有名だからみんなしってるんだろうと思います。僕はいつも何もしらなくて、すげーなーって思ったことがあたりまえの事だったりして、恥ずかしいです。このぶろぐは、でっかい独り言なんで、気持ち悪いかもしれませんね。

そういえば僕は、人生で大事なことは、“銀魂”と“カウボーイビバップ”から学んだのですが、そこに宮沢賢治が加わりそうです。

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